2014年2月9日日曜日

面白い小説って

この週末は、この冬一番の大型寒波に襲われ、首都圏でも記録的な大雪になったそうです。
ここ亀岡では、昨日こそ最大で15cmくらいの積雪となりましたが、今日は陽射しもあって、日陰を残してほとんど融けてしまいました。

さて、今日は最近の私の読書傾向について少し。
実は、私の読書記録については、別のブログでも紹介させて頂いているのですが、だいたい年間250冊くらいの本を読んでいます。

年によって、読む本の傾向が変わっていることがよく判るのですが、ここ数ヶ月は、面白い小説に出会えていないということに、改めて気づかされました。

特に、いつもなら年末年始の休日は、満を持して大長編などに手を出したりするのですが、今年に限っては、なかなか読みたい本が見つからず、悶々として過ごす休日となりました。

やむなく最近は、ノンフィクションの新書や少し古い書籍を読むことが多くなってきました。

特に、小説では食指が伸びる本が無く、最近では司馬遼太郎の歴史小説を再び読み始めて、今日も先日から読み始めた国盗り物語“の前編を読み終わり、後編を図書館から借りだしてきました。改めて長さを全く感じさせないおもしろさで、安心して読むことができます。

私の中では、数ある司馬遼の歴史小説の中の最高峰だと思っており、過去にも2~3度読んだはずですが、何度読んでも面白く、その前半生がほとんど明らかになっていない斎藤道三を、これほど生き生きと描ききったその腕前には驚嘆します。

後編では、織田信長と明智光秀の二人が主役となって活躍します。この中で描かれている織田信長もまた魅力的。他の数ある信長小説など足下に及ぶべくもありません。

まだ読んだことがない方がおられましたら、まぁ騙されたと思って読んでみてください。おもしろさは請け負います。

その代わり、皆さんも他に面白い小説をおしえてください。

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